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Netflix東京裁判

Netflix東京裁判
ネットフリックスでNHKの東京裁判を一気に観ました。
太平洋戦争の勝者の11カ国が敗戦国の日本の戦争犯罪を裁く判事の数年間をドラマ仕立てにしたものです。
この裁判の要は「事後法」。
人は事前に定められた法律があるからこそ、それを守る行動をとることができる。後から作った法律で処罰できるなら、時の権力者が権力の乱用によって特定の者を処罰することができる。このような事態を防ぐことが事後法の禁止という理由。
日本が戦争で行ったことは想像を絶するほど酷く、自国民も他国民の非戦闘にも巻き添えにして殺戮しました。
ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判に事後法を適応して戦争犯罪を裁いたことから、一部の判事は東京裁判にも事後法を適応していこうとします。
それに断固反対するのはインドのパル判事。
日本が戦争で行ったことはとても許されるものではないが、法律家の観点から見て、事後法が適応されてはこの裁判の根幹が揺らいでしまうと考え、最初から最後まで日本の無罪を主張します。
ある意味周りの空気を読まないパルの判事としての公正なものの考え方がとても大事なものに思えた。
パル判事は自分が無罪を主張したことで日本のやってきたことが肯定されてはいけないとはっきり言っていたという。
だけれども法律家として法の適応の根幹を揺るがせてはいけないと、ドラマでは半ば仲間外れにされながらも最後まで自分の意見を貫いた。
この「空気」っていうのはすごく怖いもので、戦争に突き進んでいくときの空気に逆らえる人はほとんどいなかったのではないかと思う。だからある意味空気を読まない人っていうのは時々とても大事なことを言っているのかもしれない。
太平洋戦争が終わって今年で76年。日本の戦争を覚えている人たちはみんなもう高齢で、あと20年も経ったら戦争のことを体験している人が1人もいなくなる。どんな理由であれ、戦争や人権侵害はしちゃいけない。またそれに加担してもいけないと思うのです。



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